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横河ソリューションサービス・三菱総合研究所、シンガポールで協業拡大

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横河ソリューションサービスと三菱総合研究所は2019年6月25日、「製造業DX(デジタルトランスフォーメーション)トータルサポートプログラム」をシンガポールなどの日系企業に提供開始すると発表した。

両社は2016年12月から共同で国内中堅製造業を対象とする競争力強化支援事業に取り組んでおり、顧客ニーズの重点がIoTの活用模索から積極活用の段階にシフトし、適用地域も海外含め拡大しているなかで、協業拡大で合意したという。

「製造業DXトータルサポートプログラム」は下記3サービスからなる。

①Industrial IoT(IIoT)トータルソリューション
IIoTを活用し、経営とものづくり現場をつなぐ四つのレイヤー(計測/制御/製造管理/経営管理)を統合。製造業のDXを支えるサイバーフィジカルシステム(CPS)を構築し、変化する現場の課題に対して戦略的なシミュレーションを実行し、経営の最適な意思決定を支援

②イノベーション創出支援コンサルティング
AI、シミュレーション、データ解析等の技術を含めたCPS活用を通じて、▽製造業のプロセス革新(効率化・原価低減・品質向上) ▽新製品・サービスの開発、ビジネスモデル革新 ▽同業種・異業種連携によるオープンイノベーションの実現――を支援

③グローバル成長戦略実現(現地化推進)サポート
①②のサービス提供により、バリューチェーンの現地化推進をサポートし、グローバル成長戦略の実現を支援

今後は横河電機がシンガポールの東南アジア地域統括拠点内およびタイ子会社内に新たに設置するERPビジネス専門組織を足掛かりとして、サービスを展開するとしている。

※関連記事「横河電機、シンガポールの東南ア統括会社にERPソリューション専門組織新設

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