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上海髙島屋8月清算・閉店へ、筆頭株主タカシマヤシンガポール

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髙島屋は2019年6月25日開催した取締役会で、上海髙島屋百貨有限公司を8月25日予定の臨時株主会での解散・清算決議を前提に、清算することを決議した。上海高島屋百貨有限公司は家主と家賃減額交渉を進めていたが交渉が成立しなかったためという。

上海髙島屋百貨有限公司の株主構成は、▽タカシマヤシンガポール66% ▽髙島屋17% ▽東神開発17%――となっている。

上海高島屋百貨有限公司は2009年2月設立で、上海市長寧区で百貨店「上海髙島屋」を運営してきた。開業以来、売上は伸ばしていたものの、業態間競争の激化や隣地商業開発の遅延と変更により、黒字化は実現していなかったという。8月25日をもって閉店する予定。

髙島屋は今後の見通しについて、「今後20~30億円程度の損失が発生する可能性があるが、2020年2月期連結業績への影響は現在精査中である。髙島屋単体では貸付金の一部または全額が回収不能となる可能性もあるが、連結決算において当該貸付金は相殺消去されるため、連結業績に与える影響はない」としている。

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