シンガポール陸上交通庁(LTA)は、8番目のMRT路線となるCross Island Line(CRL)フェーズ2のFairways Drive~Sin Ming Walk間のトンネルの設計・施工契約を約7億5,800万Sドルで大林組とShanghai Tunnel Engineering Co(Singapore)Pte Ltdの共同企業体と締結した。2022年12月5日発表した。
直径約12mの大口径スラリー式トンネル掘削機(TBM)を使用し、全長約5kmのトンネル内に2本の線路を建設する。2023年前半の着工を予定する。
トンネルは、Central Catchment自然保護区を2km横断する。LTAとJVは環境への影響緩和策を実施しながら、地下70mで工事を進める。