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オウケイウェイヴ、ジョホールで開発の『BCvote』を米国有力政治団体が採用

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オウケイウェイヴグループのブロックチェーン技術活用戦略開発センターOK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD.(本社マレーシア・ジョホール州、OBC)が開発したブロックチェーンベースの電子投票システム『BCvote』が米国共和党の最大支持母体American Conservative Union(アメリカ保守連合、ACU)が行うオンライン世論調査‟Year-Round Polling Program”に採用された。オウケイウェイヴの松田元・社長が2020年2月26〜29日米国メリーランド州で開催されたConservative Political Action Conference 2020(保守政治活動会議、CPAC2020)の席上、発表した。

オウケイウェイヴの3月2日発表によると、『BCvote』はOBCが2019年3月イーサリアム上に構築したプラットフォームで、高度な分散処理により投票内容の追跡や改ざんへのリスクヘッジが可能という。また、イーサリアムが備えるスマートコントラクト機能により、その有権者に投票権が有るか否かを判定し、不正行為や二重投票を防ぎながらの投票行動と、投票終了直後の自動集計を実現する。

松田社長は2018年9月、ACU関連団体The Asia Pacific Conservative Union(アジア太平洋保守連合、APCU)のブロックチェーンアドバイザーに就任しており、オウケイウェイヴはシンガポールのLIBERTY ECOSYSTEM Pte Ltd(LES社)とともに、世界各国の保守政治家のマニフェストの実行状況を一般有権者および学生が評価する疑似投票選挙の実証実験に取り組んでいた。

‟Year Round Polling Program”での『BCvote』の利用にあたってはLES社が運営を支援する。

オウケイウェイヴは、「ワシントンDCから全米へ『BCvote』を訴求するとともに、日本国内でも選挙をはじめ、企業の株主総会やテレビ視聴率などの民間調査向けにプラットフォームサービスの提供に取り組む」としている。

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