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国際協力銀行、MOLCT社によるケミカルタンカー会社の買収資金を融資

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国際協力銀行(JBIC)は2024年3月28日、商船三井との間で融資金額約82百万米ドル(JBIC分)の貸付契約を、またMOL傘下のシンガポール法人MOL Treasury Management Pte. Ltd.との間で融資金額約82百万米ドル(JBIC分)の貸付契約をそれぞれ締結した。シンガポール法人MOL Chemical Tankers Pte. Ltd.がシンガポール法人Fairfield Chemical Carriers Pte. Ltd.を買収するための資金の一部に充てられる。いずれも民間金融機関(三菱UFJ銀行、りそな銀行、百十四銀行、伊予銀行、関西みらい銀行、常陽銀行、ハナ銀行東京支店)との協調融資で、協調融資総額はそれぞれ1億37百万米ドル。6月18日発表した。

Fairfield Chemical Carriers社は、シンガポールに本社を置くケミカルタンカーの専業運航会社で、ケミカルタンカーの航路をグローバルに展開している。

MOL Chemical Tankers社は、Fairfield Chemical Carriers社の完全子会社化を通じて、保有するケミカルタンカー船隊を大きく拡大するとともに、新たな顧客基盤を獲得することで、さらなる事業拡大及び収益機会の獲得を目指している。

※関連記事「MOL Chemical Tankers社、FCC社買収完了、全株式取得価額約4億米ドル

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