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シンガポール海事港湾庁、新しいサイバーセキュリティオペレーションC開設

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シンガポール海事港湾庁(MPA)は2019年5月16日、新しい海上サイバーセキュリティオペレーションセンター(MSOC)を正式に開設した。MPAが同日発表した。

MSOCは、シンガポールのすべての海事重要情報インフラ(CII)にわたるデータアクティビティを相互に関連付け、あらゆるサイバーセキュリティの脅威、事件を24時間365日体制で監視し、早期発見、分析及び海事CIIへの潜在的なサイバー攻撃に対応する。シンガポールの総合エンジニアリング企業Singapore Technologies Engineering Ltd(STエンジニアリング)が運営する。

また、MPAはより包括的でタイムリーな方法でサイバーインシデントに対応するため、MSOCと港湾運用管理センター(Port Operations Control Center)との間でデータリンクを構築する。

MPAのNiam Chiang Meng議長は、「世界で最も混雑している海運拠点として、港湾運営やサービス提供に大きな支障を生じさせないためにも、海上および港湾の重要インフラを保護することが重要だ」とコメントした。

MSOC開設セレモニーの様子(中央がNiam議長) ※提供・MPA

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