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シンガポール政府観光局、2025年大阪・関西万博のパビリオンデザインを発表

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オン・エンチュアン駐日シンガポール大使とシンガポール政府観光局は2024年4月15日、ザ・ガーデンオリエンタル・大阪 (大阪市都島区)で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシンガポールパビリオンのデザインおよびコンセプトを発表した。

シンガポールは1965年の独立以来、自然環境から地域社会まで動植物を含むあらゆる生命(いのち)にとって住みやすい環境を作るという想いを1つ1つ現実に変えてきたといい、「Dream Sphere (ドリーム・スフィア) 」と命名したシンガポールパビリオンでは大胆で革新的なその取り組みを紹介する。

また、日本語のタグラインとして掲げる「ゆめ・つなぐ・みらい(英語:Where Dreams Take Shape)」には、パビリオンの来場者がシンガポールと共に夢が持つ無限の可能性を探求し未来を築いていく行動を喚起するきっかけとしたい、という想いを込めたという。

パビリオンの展示では、シンガポールの若手アーティストを起用したインタラクティブなマルチメディアやインスタレーション作品を通して体験できる。さらに、食や文化、アート作品等、より身近な旅行先としてシンガポールを感じられる展示を行う。

オン・エンチュアン大使は、「シンガポールと日本の関係の強さは、シンガポールが大阪・関西万博を強く支持し、海外パビリオンとしてパビリオンの建設を最初に開始したことからも明らかである」と述べた。

シンガポールパビリオンの全体のプロデュースは、世界有数のエクスペリエンス・クリエイターであるKingsmen CreativesグループのKingsmen Exhibits社が起用された。建築デザインの設計は、シンガポールを拠点とする世界最大級の建築設計事務所であるDP Architects社が担当する。また、大阪のイー・エル建設や、日本コンベンションサービスなど、多くの日本企業のパートナーと連携する。

◇仕様及び主な日程
面積:敷地面積900sqm/総床面積(GFA):1,706sqm(3階すべての合計)
高さ:3階建ての最も高いところで17m/横幅:最大で18.5m
リサイクルアルミニウムを利用したディスク:ファサードに20,000枚以上

敷地引き渡し:2023年12月18日
シンガポールパビリオン着工:2024年1月10日

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