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静岡県、シンガポール出身国際交流員が学校等で母国の文化・暮らし出前教室

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静岡県は2019年6月13日、2019年度「多文化共生への架け橋-世界の文化と暮らし出前教室-」事業の概要を公表した。

同事業は、次代を担う子どもたちをはじめ多くの県民に、多文化共生に対する理解を深めてもらおうと2009年度に始まり、以来、外国出身の県国際交流員が年間を通して小・中学校や高校、公民館等を訪問し、母国の文化・食事・学校生活等を紹介している。今年度はシンガポール出身を含む5カ国の国際交流員が70回程度教室を行う予定。

シンガポール出身のハウ・カウシン氏は初のシンガポール人国際交流員で、昨年度後半から出前教室を担当している。今年度は6月27日(木)、駿東郡長泉町の高校で1回目の講師を務める。

出前教室は昨年度78回開かれ5,069人が授業を受けた。県くらし・環境部多文化共生課の担当者は「出前教室の実施先とも連携して、より効果的な出前教室を行えるよう調整していきたい」と話している。

出前教室の様子 ※提供・静岡県

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