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CoCo壱番屋がインドに初出店、アジア・大洋州三井物産との合弁会社が直営

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「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は2020年8月3日、インド1号店が同日ハリヤナ州グルグラムのCyber Hub(サイバーハブ)にオープンしたと発表した。

サイバーハブ店は、シンガポールのアジア・大洋州三井物産との合弁会社「ICHIBANYA INDIA PRIVATE LIMITED」(出資比率:アジア・大洋州三井物産60%、壱番屋40%)の直営店として運営する。

「サイバーハブ」は多数の世界的企業のオフィスと飲食店等が連なる複合施設。現地の食習慣を考慮し、ベジタリアン・ノンベジタリアンメニューを分けるほか、ノンベジタリアンメニューには牛肉・豚肉を使用せず、鶏肉・山羊肉を用いた商品を提供する。日本国内の店舗と同様、日本式のカレーライスをベースに、トッピング、ご飯の量、カレーの辛さを自分好みに選ぶことができる。客単価は約550ルピー(約770円)を想定する。カレーソースは日本から輸入するという。

ICHIBANYA INDIA PRIVATE LIMITEDは2019年6月設立。今春のオープンに向けて準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期していた。インドでの感染者数は拡大傾向にあるが、店舗の設備やスタッフなどの準備が整い、周辺の店舗も徐々に営業を再開している流れを受けて、開店の判断に至ったという。

席数は60席だが、新型コロナウイルス感染予防措置として当面は30席で営業する。営業時間も、当面は12:00~20:00に短縮する。

1号店概要は下記の通り。

【 店舗名 】「カレーハウスCoCo壱番屋 Cyber Hub店」(サイバーハブ店)
【 場所 】Unit No. 112, First Floor, DLF Cyber Hub, Gurugram, Haryana.
【営業時間】11:00~22:00
【 席数 】60席(169 ㎡)

なお、今後のインド出店予定についてはコロナ禍の収束が見通せないため未定としている。

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