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商船三井、共同出資参画した会社を通じ中国BOCOM Leasing社とリース組成

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商船三井は2023年6月27日、COSCO SHIPPING LNG Investment(Shanghai)Co.,Ltd.、CNOOC Gas and Power Singapore Trading & Marketing Pte.Ltd.、CETS Investment Management(HK) Co.,Limitedと共同出資参画した会社を通じ、中国交通銀行の子会社で中国国内最大手のリース会社であるBank of Communications Financial Leasing Co.,Ltd(BOCOM Leasing社)と、中国の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding (Group) Co.,Ltd.)で建造中の新造LNG船3隻に関して、リース契約を締結した。商船三井が中国のリース会社と契約するのは初めて。共同出資参画した会社の社名、同社への商船三井の出資比率、リース期間は非開示。

署名式の様子(左から5番目が商船三井の梅村尚・取締役常務執行役員/チーフ・フィナンシャル・オフィサー、同4番目が濱崎和也常務執行役員)

商船三井は中国パートナーと連携し、地場金融機関との契約を実現した。「資金調達ソースの拡充と資金調達手法の多様化を図り、競争力を強化するとともに、中国をはじめとするアジア市場での存在感を高めていく」としている。

商船三井の担当者はシンガポール新聞の取材に答え、「共同出資参画した会社がLNG船をBOCOM Leasing社に売却し、同じ船をBOCOM Leasing社からリースで傭船する(借りる)、いわゆるセールスアンドリースバック取引である」と補足した。

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