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FedEx、シンガポールの南太平洋地区ハブにAI搭載の貨物仕分けロボット導入

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フェデックスエクスプレス(FedEx)は、シンガポールの南太平洋地区ハブにAIを搭載した貨物仕分けロボットを導入した。2022年12月21日発表した。

フェデックスは2022年初めに、中国・広州のフェデックス中国南部EC貨物仕分けセンターに同様のロボットアームを導入している。

シンガポールでのプロジェクトは、シンガポール民間航空局(CAAS)の航空開発基金の支援を受けている。

発表によると、AIを搭載したインテリジェント仕分けロボットは1時間に最大1,000個の荷物を選別し、また、1回につき最大5kgまで運搬できる。最大100の仕向地の荷物の取扱いが可能で、貨物をスキャンして目的地情報を取得するバーコードリーダーの精度は98.5%を超えるという。仕分けロボット導入により、南太平洋地区ハブ施設での24時間体制の選別作業の実現を後押しする。

導入した貨物仕分けロボット

フェデックスエクスプレスシンガポール社のエリック・タン マネージングディレクターは「ロボットアームの導入は、自動化やAI技術を活用して業務プロセスを最適化し、顧客により良いサービスを提供するための最新の取り組みである。フェデックスは、倉庫の自動化に投資することでオペレーションの拡張性を高めてきた。CAASのサポートによりスマート物流インフラ構築に向けた取り組みが前進する」とコメントした。

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