気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ

MOL ENERGIA社、Equinor社向け新造大型原油タンカーの命名式を実施

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商船三井のグループ会社のMOL ENERGIA PTE. LTD.(本社:シンガポール)は2025年7月29日、北欧のエネルギー大手Equinor ASA(本社:ノルウェー・スタヴァンゲル)向けの新造大型原油タンカーの命名式を、大連中遠海運川崎船舶工程有限公司(DACKS)で実施した。式典にはEquinor社のSenior Vice PresidentであるAnne Mai Hatlem氏、商船三井の橋本剛社長、MOL ENERGIA社の小倉美樹マネージングダイレクターが出席し、多数の関係者が見守る中、“ENERGIA VIKING”と命名された。“ENERGIA VIKING”は、商船三井グループとしてのLNG二元燃料VLCCの竣工第一船となり、Equinor社との用船契約に投入される。

”ENERGIA VIKING”

“ENERGIA VIKING”は10,000m3を超えるLNG燃料タンクを積載することで長距離輸送を可能とし、柔軟な輸送プランに対応できる仕様としている。また、乗組員の働きやすさを考慮し、船内に居室でも職場でもない、憩いの場となる第三の場所「IKOI(読み:イコイ)」を導入した。VLCCにおける「IKOI」の導入は商船三井初の試みという。

◇“ENERGIA VIKING”
【載貨重量トン数】約309,000トン
【 全長/全幅 】約339.50m/約60.0m
【   竣工予定  】2025年末
【LNGタンク容量】5,100m3×2基

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