外務省(日本)は2025年12月10日、2026年「日・シンガポール外交関係樹立60周年」記念ロゴマークが決定したと発表した。今後、日・シンガポール外交関係樹立60周年記念事業で使用される。
2025年6月30日から9月5日まで行われた一般公募には193件の応募があり、mumooki.coさん(シンガポール国籍、日本在住)の作品「60 Years Singapore - Japan Diplomatic Relations 1966-2026」が採用された。

mumooki.coさんは作品について「『共想、共働、共進』というテーマをもとに、円形のベースデザインと動的なフォントの『60』を用いて、シンガポールと日本の協力が生成するインパクトを表現した。両国は、シンガポールのライオンヘッドシンボルと、日本文化を代表する桜の花のモチーフによって象徴的に表現され、これらを『60』の中心に配置することで、持続可能な未来に向けた新しい10年の有意義で実りあるパートナーシップも表現している。また両国のパートナーシップと共有する目標は、両国の国旗に使われている赤と白の色彩にも込められている」と解説した。