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IHIジェットサービス・HAKOVO社、AI活用の世界初の電子通関サービス開始

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IHIグループのIHIジェットサービス(東京都昭島市、IJS)は、AIによるAIS(Automatic Identification System、船舶自動識別装置)情報を使ったコンテナ船リアルタイム情報と、シンガポールのHAKOVO PTE.LTD.(CEO:赤穂谷隆之)のAIを活用した電子通関プラットフォームにおける貿易データを融合し、通関手続きの簡素化・遅延防止および輸入関連費用削減を実現するサービスを開始した。IHIが2023年1月6日発表した。

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発表によると、コンテナ船の積荷の荷主、通関業者、物流・配送業者、輸入業者などのサービス利用者は、コンテナ船の港湾に入るまでのスケジュールを正確に把握し、通関のための手続き準備を期間内に確実に実施できるようになり、遅延なく物資を運搬することが可能になる。

特に、生産部材・機械部品、建設部材などの輸送において、工場・現場で精度の高い調達物流と納期管理が必要な産業で、陸上での貨物輸送車両の手配・配送が計画どおり行うことができるようになり、無駄なコストの発生を抑えることができる。

AIを活用したコンテナ船の航行情報とAIによる電子通関プラットフォームの組み合わせたサービスは世界初の取り組みという。

同サービスの実証事業は、フィリピンでの日本ODAダバオバイパス建設プロジェクトで行われ、建設資材の輸送・輸入へ適用し、通関に必要な書類準備・作成、手続き・申請を遅延なく確実に行えることを確認した。IHIジェットサービスは今後、フィリピンに加え、インドネシアやタイなど東南アジア、中東でもサービスを展開していく予定としている。

◇HAKOVO PTE.LTD.
【所在地】2nd Floor Pasir Panjang Terminal , PSA Building 3 , 3 Harbour Drive , Singapore 117404
【  代表 】CEO 赤穂谷隆之

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