進出・出資・撤退

日本光電、シンガポール子会社がフィリピン支店開設、医療機器製品登録に対応

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日本光電工業(東京都新宿区)は、フィリピンにおける円滑な医療機器の登録申請および売上拡大を図るため、シンガポールの販売子会社NIHON KOHDEN SINGAPORE PTE LTDの支店をマニラに開設し、2023年1月から業務を開始する。2022年12月20日発表した。

日本光電は、1996年にNIHON KOHDEN SINGAPORE社、2013年にNKS Bangkok Co.,Ltd.、2014年にNihon Kohden Malaysia Sdn.Bhd.を設立し、東南アジア地域における販売・サービス体制の強化を図ってきた。

東南アジア地域では、経済成長に伴う医療基盤の整備が進み、今後一層の医療機器市場の成長が見込まれており、フィリピン支店開設により、フィリピンで2023年4月施行予定の医療機器の製品登録(CMDN)に対応し、売上拡大を図る。

フィリピン支店開設が2023年3月期の連結業績に与える影響は軽微。

日本光電の担当者はシンガポール新聞の取材に対し「フィリピンについては、これまでNIHON KOHDEN SINGAPORE社からフィリピンの代理店経由で販売していた。フィリピン支店の従業員数は数名を予定している」と答えた。

◇NIHON KOHDEN SINGAPORE PTE LTD PHILIPPINE BRANCH OFFICE
【 所在地 】フィリピン・マニラ市
【事業内容】医療機器の製品登録申請業務および関連輸入業務
【業務開始】2023年1月(予定)
【担当地域】フィリピン
【 支店長 】小林 弘経(兼務NIHON KOHDEN SINGAPORE PTE LTD社長)

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