経済産業省(日本)とシンガポール貿易産業省(MTI)は2022年10月26日、「LNG分野及びエネルギー・トランジションの協力促進に関する協力覚書」(MoC)に署名した。
LNGの需給が世界的にひっ迫する中で、アジア地域で十分なLNGを購入できない状況も見られているといい、両国はエネルギーの安定供給及びエネルギー・トランジションにおいてLNGの果たす役割の重要性と同分野への投資が必要であるとの共通認識に至ったという。
経済産業省はシンガポール貿易産業省との間で、LNGをトランジション・エネルギーと位置付け、LNG分野への共同での投資や危機時の協力、その知見を水素・アンモニアの上流投資や安定供給に繋げる協力を目指す。