新電力のイーレックス(東京都中央区)は、シンガポール法人erex Singapore Pte.Ltd.が出資するインドネシアのPKS(パームヤシ殻)集荷事業会社PT Dharma Sumber Energi(DSE社)から、固定価格買取制度(FIT制度)が求める持続可能性(合法性)を担保する第三者認証(GGL認証)付のPKSを調達した。2022年7月25日発表した。
インドネシアのPT Dharma Satya Nusantara(DSN社)のグループ会社DSE社は、第三者認証(GGL認証)の要件を満たしたPKSの調達・供給に向け準備を進め、7月中旬に日本国内のイーレックスグループ発電所へ初出荷した。
バイオマス燃料の供給においては、持続可能性(合法性)の確保やトレーサビリティの必要性が高まっており、今後、DSE社が集荷するPKSは全てDSN社グループが供給する。
DSN社グループはパームオイルの持続可能性(合法性)を評価するRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)認証を取得している。
イーレックスは、「この事業はグループ発電所へ長期的、経済的かつ持続可能性(合法性)を備えたPKSの安定供給体制をより一層強化する上で非常に重要な意義がある」としている。
◇PT Dharma Sumber Energi(DSE社)
【 所在地 】インドネシア・ジャカルタ
【 代表者 】代表取締役 FRANCISCUS EFFENDI SULISETYO
【事業内容】バイオマス燃料ストックパイル、輸出事業
【 資本金 】US$100万
【出資比率】PT Dharma Energi Investama 67%、erex Singapore Pte.Ltd. 33%
【設立年月】2020年10月