進出・出資・撤退

吉野屋、マレーシア法人が回転すしチェーン事業SUSHI KING社株式を譲渡

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吉野屋ホールディングスは2022年1月19日、マレーシアの連結子会社ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.が保有するSUSHI KING SDN.BHD.株式28%全てをマレーシア法人TEXCHEM RESOURSES BHD.の子会社SUSHI KING HOLDINGS SDN.BHD.に譲渡する株式譲渡契約を締結したと発表した。譲渡価額は1億220万RM(約27億円)。譲渡時期は2022年4月を予定する。

TEXCHEM RESOURSES社は1973年設立。発表によると、マレーシア証券取引所上場企業で、インダストリアル部門、ポリマーエンジニアリング部門、食品部門、レストラン部門と幅広い事業を展開している。

ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL社は2014年11月にマレーシアで回転すしを中心に事業展開するSUSHI KING社に資本参加。吉野屋ホールディングスはSUSHI KING社を持分法適用関連会社としてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により外食産業を取り巻く環境は厳しさが継続、SUSHI KING社も度重なる行動規制等の影響を受けていたという。

吉野屋ホールディングスグループは事業ポートフォリオの最適化を図るうえで、SUSHI KING社については株式譲渡が最善と判断し、TEXCHEM RESOURSES社もSUSHI KING HOLDINGS社の所有割合が高まることでよりグループシナジーを発揮できると判断し、株式譲受に合意した。

回転すしチェーン「SUSHI KING(すし金)」はジョホール州で14店舗を展開している。

吉野屋ホールディングスは、株式譲渡の業績への影響について精査中としている。

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