川崎重工業は、アジア地域向けにエネルギー関連機器・システムの販売とサービス事業を展開する100%出資のマレーシア法人Kawasaki Gas Turbine Asia Sdn.Bhd.を通じて、Sime Darby Energy Solution Sdn.Bhd.より、オレオケミカル(油脂化学)製品の生産・販売事業を展開するPacific Oleochemicals Sdn. Bhd.向け5MW級ガスタービンコージェネレーションシステム「GPB50D」を受注した。マレーシアでの5MW級ガスタービンの受注は初となる。2021年12月27日発表した。
Pacific Oleochemicals社はマレーシア南部ジョホール州に所有するPasir Gudan工場に生産ラインへの電力と蒸気の供給を目的とした高効率ガスタービンコージェネレーションシステムを新設し、エネルギーコスト削減を図る。
川崎重工業のガスタービンコージェネレーションシステムは、マレーシアで20台以上の納入実績があり、これまでに納入した製品の高い信頼性と優れたアフターサービス対応が、総合的に高く評価され、受注に至った。