気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ

シンガポール航空、22年7月からSAFクレジット販売開始、まず1,000トン分

投稿日:

シンガポール航空、シンガポール民間航空庁(CAAS)、シンガポール政府系投資ファンド・テマセクは2022年7月から持続可能な航空燃料(SAF)のクレジットの販売を開始する。6月9日発表した。

今年2月にシンガポールで生産したニートSAF1,000トン(125万リットル)を1,000SAFクレジットとして販売する。

シンガポール航空の法人顧客や貨物輸送業者(フォワーダー)は、SAFクレジットをシンガポール航空から直接購入することで、フライトに関わる二酸化炭素排出を1クレジットあたり2.5トン削減できる。貨物輸送業者は自社の顧客にクレジットを販売することもできる。

SAFクレジットは、バイオベース(生物由来)かつ循環型経済への持続可能な移行を推進する会員制組織RSBのブックアンドクレーム・システムに試験運用として登録され、クレジットは二重計上されず信頼性・透明性をもって取引される。

シンガポール航空は2022年第4四半期より、すべての顧客を対象にSAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせたサービスの提供を開始することも明らかにした。

-気候変動(低・脱炭素), 物流・ハブ

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.