川崎汽船は2021年3月31日、前回2021年2月3日公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)通期連結業績予想を修正したと発表した。
連結経常利益を前回予想の500億円から250億円増額し750億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を前回予想の650億円から250億円増額し900億円に、1株当たり当期純利益を前回予想の696円87銭から264円3銭増額して964円90銭に上方修正した。
川崎汽船は上方修正の理由について、第4四半期(2021年1⽉1日~2021年3⽉31日)の連結業績予想が持分法適用会社でシンガポールに本社を置くOCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.(ONE社)の運営するコンテナ船事業における旺盛な貨物需要により、2021年2月の発表予想を大幅に上回る見込みだと説明した。