シンガポールのコングロマリットKeppel Corporationは2019年5月12日、Keppel Offshore&Marine(Keppel O&M)の完全子会社Keppel FELS Ltdがデンマークの再生可能エネルギー企業Ørstedから変電所2基の建設を受注したと発表した。契約額は1億5,000万シンガポールドル(約120億円)以上で、詳細なエンジニアリング、調達、建設、試験および試運転が含まれる。Keppel FELS社は、2021年第3四半期に作業を完成する予定で、変電所は台湾の洋上風力発電所に配置されるという。
Keppel O&MのTan Leong Pengエグゼクティブ・ダイレクター(Offshore部門)は、「世界中で多数の洋上風力発電所が計画および建設中である。私たちは、洋上工学と建設の能力をこの牽引力を持ち急成長する市場に活用し、エネルギー産業の進化する需要に応えている」とコメントした。
台湾は、洋上風力発電の設備容量を2025年までに5.5GW、2030年までに10〜17GWとする目標を掲げている。