気候変動(低・脱炭素)

伊藤忠商事、シンガポール企業とタイに屋根置き太陽光発電事業の合弁会社設立

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伊藤忠商事は2021年7月、シンガポールのBerkeley Energy C&I Solutions社と共同で、タイに分散型電源事業の合弁会社BEIT Solar Co.,Ltdを設立した。今後、タイの需要家に向けて屋根置き太陽光発電設備など再生可能エネルギーソリューションの提案を加速する。2021年8月23日発表した。

発表によると、タイではASEAN地域で最も早く民間企業同士の売電契約が解禁され、気象条件も良いことから、遊休スペースを活用する屋根置き太陽光発電設備の設置・普及が進んでいる。

Berkeley Energy C&I Solutions社は、これまでタイで、工場や商業施設の屋根に太陽光発電設備を、初期投資費用ゼロで設置し、需要家に再生可能エネルギー由来の電力を提供する事業を行っており、累計約70MWの実績があるという。

伊藤忠商事は2018年以降Berkeley Energy C&I Solutions社と協業し、主にグループ企業向けに屋根置き太陽光発電設備の設置支援を行ってきたといい、今回、Berkeley Energy C&I Solutions社と合弁会社を設立したことで同事業に参画する。既に成約済みのOgihara(Thailand)Co.,Ltd.向け1.0MWの契約は合弁会社が実行する予定という。

◇BEIT Solar Co.,Ltd
【代表者】Chayasak Itthisiri
【事業内容】タイにおける屋根置き太陽光事業の推進

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