楽天グループは2021年8月4日、通信事業者向けプロダクト、サービス、ソリューションを新たな事業組織Rakuten Symphony(楽天シンフォニー)に集約すると発表した。
Rakuten Symphonyは日本、米国、シンガポール、インド、欧州、中東・アフリカで4Gおよび5G用のインフラストラクチャとプラットフォームソリューション事業を展開する。
集約に先立ち、シンガポール法人Rakuten Mobile Singapore Pte.Ltdは2021年5月、Rakuten Symphony Singapore Pte.Ltdに改称した。
Rakuten Mobile Singapore社はRakuten Communications Platform(RCP)の開発拠点およびグローバル展開に向けた販売・マーケティング拠点として設立されており、改称後も同事業を継続する。
Rakuten Symphony始動により、楽天モバイルが買収した米イノアイ社、楽天のモバイル技術に関する研究開発組織、通信サービスの販売・マーケティング組織などもRakuten Symphonyに集約する。
Rakuten SymphonyのChairmanには楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が就任する。