大分バイオマスエナジー合同会社(大分市)は2021年7月25日、大分バイオマス発電所(大分市)の建設工事を完了し、営業運転を開始した。
同発電所は、パーム椰子殻(PKS)と国産木質チップを燃料とした発電出力22,000kWの木質バイオマス発電所で、再生可能エネルギーの固定価格買取制度による売電を行う。
PKSは、燃料調達商社を通じて「環境」「社会・労働」「食料競合」「ガバナンス」の観点からPKS のサプライチェーンに関する情報を把握し、第三者認証を取得しているマレーシア(ジョホール州・サラワク州・サバ州)、インドネシア(リアウ州・ベンクル州)の搾油工場から現地集荷業者が調達する。ジョホール・バルのPasir Gudang港などから大分に輸出される。
タカフジ(議決権割合36%、大分市)、九電みらいエナジー(同27%、福岡市)、大分瓦斯(同27%、大分県別府市)、三菱HCキャピタル(同10%、東京都千代田区)の4社共同出資により2018年8月設立された大分バイオマスエナジー合同会社は2019年7月に大分バイオマス発電所に着工した。