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三井E&S造船、シンガポール船主向けばら積み船“OCEAN GOLD”引き渡し

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三井E&S造船は、千葉工場で建造していたシンガポールの船主OCEAN GOLD PTE.LTD.向け87,000重量トン型ばら積み貨物運搬船“OCEAN GOLD”を竣工し、2020年11月16日同工場で引き渡した。同日発表した。

発表によれば、同船は北米・南米大陸河川域の水深の浅い港湾における大容量穀物積載を主眼としながら、石炭や鉄鉱石、ボーキサイトのトレードにも対応可能で、配船自由度が高い。

主機関には、MARPOL NOx排出規制(Tier Ⅲ)を満たした電子制御エンジンを搭載。SOx排出規制強化に配慮し、燃料油の切り替えに対応できる8個の燃料タンクを備えている。想定している燃料はMarine diesel oil、0.1%S fuel oil、0.5%S fuel oilという。

同社担当者は「船主の協力もあり、COVID-19の影響等による遅れはなく、計画通り完工した」と述べた。

主要目は次の通り。

【全長/幅(型)/深さ】228.99m/36.94m/19.95m
【総トン数】48,245トン
【載貨重量トン数】87,635メトリックトン
【主機関】三井-MAN B&W 6S60ME-C10.5-HPSCRディーゼル機関1基
【航海速力】14.5ノット(常用出力)
【最大搭載人員】25人
【船級】NK
【船籍】シンガポール

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