気候変動(低・脱炭素)

東京ガス、シンガポールEquisグループから富山と千葉のバイオマス発電所取得

投稿日:

東京ガスの100%出資子会社プロミネットパワーは、シンガポールのEquis(エクイス)グループ運営のファンドが保有する伏木万葉埠頭バイオマス発電合同会社とび市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社の2社の営業権の全てを取得することを決定した。取引ストラクチャーの詳細と取得金額は非開示。2020年9月中旬の取得を予定する。東京ガスが2020年8月26日発表した。なお、協議は東京ガス本社が主導したという。

伏木万葉埠頭バイオマス発電合同会社が建設中の「伏木万葉埠頭バイオマス発電所」(発電出力:約5.1万kW)は、2021年10月の商業運転開始を予定する。また、市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社が開発中の「市原八幡埠頭バイオマス発電所」(2020年10月着工予定、発電出力:7.5万kW)は、2024年1月の商業運転開始を予定する。

燃料の木質ペレットは、「伏木万葉埠頭発電所」がアジア産及び北米産を、「市原八幡埠頭発電所」が北米産を調達する。

発電所概要は下記の通り。

◇伏木万葉埠頭バイオマス発電所
【事業主体】伏木万葉埠頭バイオマス発電合同会社
【 所在地 】富山県高岡市伏木万葉ふ頭5番4
【発電出力】5.1万kW(51,500kW)
【 燃料 】木質ペレット等
【売電単価】24円/kWh(一般木質バイオマス)
【商業運転開始】 2021年10月(予定)

◇市原八幡埠頭バイオマス発電所
【事業主体】市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社
【 所在地 】千葉県市原市八幡海岸通2番10
【発電出力】7.5万kW(75,000kW)
【 燃料 】木質ペレット等
【売電単価】24円/kWh(一般木質バイオマス)
【商業運転開始】2024年1月(予定)

-気候変動(低・脱炭素)

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.