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シンガポールサッカー協会の10人、COVID-19で不遇な子供ら支援の基金設立

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シンガポールサッカー協会(FAS)は2020年5月13日、シンガポール代表チームの吉田達磨監督と、同協会の上級管理職9人が一体となって、COVID-19の状況下で恵まれない家族や子供たちを支援するOneStrong Fundを設立したと発表した。

吉田監督の給与と、FAS職員9人の2019年の年間賞与とにより、約25,000 Sドルを準備した。シンガポール政府の追加支援の対象となることから、結果として基金は約50,000 Sドルになるという。

吉田監督は「シンガポールに来て1年が経った。私は、この一年間にシンガポール人から受けたサポートに非常に感謝しており、今回の基金は私の気持ちを示すことができる一つの方法である。パンデミック以来、必要不可欠な役割を担い、現場で活動するすべての人々による、困窮している人々を助けるための取り組みを個人的に見てきた。もっと多くの資金を必要とする誰かに、より有益な方法で使われれば嬉しい」と語った。

すべての関係者が手当なしで専門知識とリソースを自発的に提供することに同意しているため、基金に管理費はかからず、全額が受益者に向けられるという。

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