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新明和工業、完全自動の航空旅客搭乗橋の実証実験をチャンギ空港で実施

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新明和工業(兵庫県宝塚市)は、航空旅客搭乗橋のオプションとして「フルオートシステム(完全自動装着システム)」を開発し、2019年10月からシンガポールのチャンギ国際空港で実証試験を実施している。空港および航空会社関係者から好評だという。2020年5月から受注活動を開始する。

今回開発した「フルオートシステム」では、人工知能(AI)による画像認識技術を活用し、オペレーターが始動ボタンを1回押すのみで、従来の搭乗橋の自動走行機能に加え、クロージャー(雨風を避けるための屋根部分)を航空機のドアに装着させるまでの一連の作業の完全自動化を実現した。

現在、チャンギ国際航空で稼働する搭乗橋はすべて同社製で、メンテナンスも含めグループで請け負っている。

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