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日本政策投資銀行、シンガポールOlam社発行サステナビリティ・リンク債取得

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日本政策投資銀行(DBJ)は、シンガポールの農業・食品総合商社Olam International Ltd(Olam社)の発行する円建てサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB、私募債)を取得した。2020年12月11日発表した。

SLBは、サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を社債発行時に設定し、期中での達成状況に応じてクーポンの見直し等の優遇を受けられる仕組みの社債で、Olam社は国際資本協会(ICMA)が策定したサステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)に準拠した独自のSPTsを設定し、SLBを発行した。

DBJは、「積極的なサステナビリティ経営を推進するOlam社のSLB取得を通して、世界的潮流となりつつあるサステナビリティ・ファイナンスへの積極的な参画と知見の獲得を目指す」としている。

Olam社には、三菱商事が17.4%を出資している。

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