苫小牧港利用促進協議会は2020年3月26日、シンガポールなどにリーファーコンテナを活用して小口混載コンテナ輸送サービスを行う事業者支援事業の対象者を決定したと発表した。
シンガポール向けは、「苫小牧港の利用拡大及び北海道産農水産品の輸出促進につながる」として前年に引き続き苫小牧埠頭(本社・北海道苫小牧市)に決まった。今後は荷主や商社などサービス利用者に向けた広報活動を行い、月1回以上の頻度で定期的な輸送を行う。支援期間は2021年3月31日まで。
同協議会では、コンテナ内の空きスペースに係る輸送料金の支援を2019(令和元)年から実施している。2020年度についても事業を継続することとし、2020年2月12日から事業者を公募していた。
台湾向けはナラサキスタックス、香港向けは栗林商会苫小牧支社に決まった。