気候変動(低・脱炭素) 物流・ハブ

川崎重工業、日系シンガポール船主から重油・LPG二元燃料エンジンを受注

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川崎重工業は2019年4月11日、日本の独立系船主・くみあい船舶のシンガポール子会社Kumiai Navigation(Pte)Ltdが建造する大型液化石油ガス(LPG)運搬船向けに、国内舶用主機メーカーとして初めてLPG焚き二元燃料機関(ME-LGIPエンジン)を受注したと発表した。神戸工場でエンジンを製造し、2020年9月に坂出工場で建造するLPG運搬船に搭載する。

海上輸送では今後、国際海事機関(IMO)により、欧州はじめ全世界的に硫黄酸化物(SOx)や二酸化炭素(CO₂)の排出規制が強化されることが予定されている。LPG燃料は、液化天然ガス(LNG)とともに次世代燃料として期待されている。

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