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リー首相「武漢コロナウイルス、SARSほど致命的でない。パニック必要ない」

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リー・シェンロン首相は1月31日、国立感染症センター(NCID)で、武漢コロナウイルスへの対応状況などについて話した。概要(日本語訳)は下記の通り。

シンガポール政府は、17年前の2003年にSARSを経験して以来、こうした状況に備えてきた。(武漢コロナウイルスは)ショックだが、驚きではない。これまでのところ、私たちは入国した症例を確保、隔離し、治療するという点でうまく対応している。警戒は続けなければならない。短期間だけでなく、かなり長い間、世界にとって大きな問題になる可能性がある。

昨日、ニューヨーク・タイムズで、(武漢コロナウイルスは)中国が原因だと考えて多くの国が中国を批判しているという記事を読んだ。私は、(こうした考え方に基づく批判は)とるべき正しいアプローチではないと思う。これは病気だからだ。中国から来た人々によってのみ運ばれるウイルスではないということを明確にする必要がある。

まだ、ウイルスがコミュニティに拡散する段階にはないと思う。武漢コロナウイルスはSARSウイルスと類似性があるが、SARSウイルスとは異なる特徴もある。より感染力があるが、これまでのデータからはSARSウイルスほど致命的ではない。中国では武漢肺炎と呼んでいるが、約半分の症例には肺炎の症状が出ていない。パニックに陥る必要はない。

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