シンガポール警察部(SPF)は2020年7月22日~24日に、COVID-19の感染拡大を防止するため実施したサーキットブレーカー期間中に、懇親会を開き、安全な距離措置(SDM)などに違反したとして、19~37歳までのシンガポール人17人とシンガポール永住者(PR)1人を起訴する。7月21日発表した。
2020年5月8日、夫婦2人は居住地で懇親会を開き、男8人、女8人を招待した。16人の男女は5月8日午後9時30分から2020年5月9日午前1時まで会場を訪問、滞在した。
16人は、正当な理由なしに自宅を離れることを禁じた措置に違反した容疑で、夫婦は正当な理由のない他人の居住地への入室を許可することを禁じた措置に違反した容疑及び懇親会の禁止に違反した容疑で起訴される。
SPFは「法規を露骨に無視している人に対する行動はためらわない」と強調したうえで、「COVID-19の蔓延を抑制するために、全員で役割を果たそう」と訴えている。