進出・出資・撤退

トライステージ、テレビ通販事業等のシンガポール連結子会社株式を譲渡

投稿日:

トライステージ(東京都港区)は2019年8月14日開催した取締役会でシンガポール連結子会社JML Singapore Pte.Ltd.の全株式をテレビショッピング向け卸売事業Responze TV International Limited、他1人に譲渡すること及び、JML社に対する債権を放棄することを決議した。JML社は連結子会社から除外される。同日発表した。

トライステージはASEAN拠点確保を目的に2016年9月にJML社株式を取得し、シンガポールでのテレビ通販事業、リテール卸事業、JML社を経由した日本商品の卸売に注力してきたが、事業環境の変化や取扱商品の陳腐化等により、業績が取得時の計画を下回り、2019年2月期第2四半期にはのれんの減損損失を計上した。

業績改善には追加の経営資源を要することや、今後、ダイレクトマーケティング支援を行うテレビ事業、DM事業、WEB事業及びダイレクトデータマーケティング基盤構築を集中領域と定めるなかで、シナジーを創出できる見込みが低いことから、株式の譲渡を決定した。JML社に対する債権は一部を回収した後、未回収部分は放棄する。

業績に与える影響は、個別決算では2020年2月期第2四半期に債権放棄に伴う損失を計上する見込み。連結決算では同社法人税計算上、JML社の株式評価損、貸倒損失の損金算入が可能となること、JML社について想定していた営業損失が減少することにより、2020年2月期第2四半期及び通期の親会社株主に帰属する当期純利益が、2019年7月3日に公表した業績予想の修正に対して上振れすることが想定されるという。

日程は下記の通り。

【取締役会決議日】2019年8月14日
【株式譲渡契約締結日】2019年8月14日
【株式譲渡実行日】2019年8月30日(予定)

-進出・出資・撤退

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.