リサ・パートナーズ(本社・東京都港区)は、シンガポールのCBD(Central Business District)に所在する地上19階建てのグレードAクラスのオフィスビル「60 Anson」を投資対象とした共同投資ビークルに現地SPCを通じて投資した。2025年5月30日発表した。
発表によると、シンガポールの堅調なオフィス需要と安定した不動産市場に着目した投資で、リサ・パートナーズにとって先行する2案件に続く3件目のシンガポールにおける不動産投資となる。また、今回の案件はアジア太平洋地域最大規模の総合オルタナティブ運用会社であるPAGとの連携による取り組みという。
「60 Anson」が所在するタンジョン・パガーは、金融やITをはじめとする様々な業界の多国籍企業が拠点を構える。現在、政府や民間主導での大規模な再開発プロジェクトや新駅の建設が進行している。
「60 Anson」は、シンガポールを代表する不動産デベロッパーにより2009年に開発された。
◇60 Anson(旧:Mapletree Anson)
【 所在地 】60 Anson Road S079914
【敷地面積】約3,700㎡
【延床面積】約35,700㎡
【建物用途】事務所
【構造・規模】SRC造・地上19階
【 竣工 】2009年