国際協力銀行(JBIC)は三菱UFJ銀行(MUFG)との間で、ヨシムラ・フード・ホールディングス(東京都千代田区)によるシンガポール企業SIN HIN FROZEN FOOD社とLIVIO FROZEN FOOD社買収資金の一部を融資する貸付契約を締結した。2019年3月25日発表した。
ヨシムラ・フードHDは、中小食品企業の株式や事業を譲り受けグループ化し、シナジー効果を発揮することで事業拡大を図っており、今回、シンガポール、アジア各国、豪州等で冷凍水産加工品の販売事業を展開するSIN HINと、シンガポール国内で冷凍食品の販売事業を行うLIVIOの2社を買収することで、グループ中小食品企業の商品のシンガポールと周辺地域での販路拡大を目指していく。
今回の融資は、MUFGとの「M&A等及び中堅・中小海外事業支援クレジットライン設定のための一般協定」に基づいて行うもので、JBICの融資承諾額は300万米ドル(約3億2,970万円)。
国際協力銀行、ヨシムラ・フードHDのシンガポール食品企業買収を支援
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