森永乳業は、インドネシア乳製品製造・販売大手PT ABC Kogen Dairy社(本社:ジャカルタ、AKD社)と、シンガポールにおける乳製品販売の事業性検討についての基本合意文書(Feasibility Study Agreement)を2025年2月13日付で締結した。AKD社がインドネシアで製造する乳製品に、森永乳業ブランドとAKD社の主要ブランド「KIN」のダブルブランドを付与し、2025年4月よりシンガポールで販売開始する。2月28日発表した。
今回の取り組みはインドネシアをはじめ、将来的にはアジア各国への事業拡大を視野に入れた協業という。
森永乳業はこれまでシンガポールにおいて、シンガポールの現地グループ会社を通じ、育児用粉乳メーカーなどに乳原料製品、ビフィズス菌末・乳酸菌末を販売してきた。また、日本から数種類のアイスを輸出販売してきた。
森永乳業の担当者はシンガポール新聞の取材に対応し、「AKD社がインドネシアで製造する牛乳(A2ミルク)を2025年4月よりシンガポールで販売開始する」と補足した。