直接金融プラットフォーム「Funds」を運営するファンズ(本社:東京都渋谷区)は台湾の販売金融・BNPL(後払い決済)企業のAsia Money Fintech Company(亞太普惠金融科技股份有限公司)(本社:台北)の発行済株式の88.11%を取得し、連結子会社化した。また、これに伴い、英語表記社名をFunds AMFCに変更した。同M&Aは、ファンズグループの海外事業統括拠点Funds IGC Pte.Ltd.(本社:シンガポール)が主導した。2026年6月4日発表した。
発表によると、Funds AMFCは、台湾において銀行口座を持っているが借入等の金融サービスへのアクセスが十分でない、いわゆるアンダーバンク層を主な対象に、販売金融およびBNPLサービスを提供している。台湾では依然として多くの消費者が既存の金融機関の与信対象とされていない中で、Funds AMFCはデータドリブンな与信モデルを活用することで、こうした顧客層への金融サービスアクセスを可能にし、金融包摂を実現しているという。
Funds AMFCの確定した2024年12月期における営業収益は233百万NTドル(約11.6億円)、営業利益は67百万NTドル(約3.3億円)で、2021年12月期以降、4期連続で増収増益を継続している。
ファンズは現在発行済株式の88.11%の持分を取得しており、台湾当局から承認が得られ次第、持分比率95%まで株式を追加取得する予定。ファンズは、すでに董事(日本の取締役に相当)に就任しているFunds IGC社のCEOを務める髙尾知達氏に加え、株式持分95%の取得後、ファンズの取締役CTOでありFunds IGC社のChief of Staff(CoS)を務める若松慶信氏を監察人(日本の監査役に相当)として派遣し、Funds AMFCのガバナンスを強化する方針。