JERAは、マレーシアの国営石油・天然ガス会社Petroliam Nasional Berhad(ペトロナス)の子会社のPETRONAS LNG Ltd.(PETRONAS LNG社)との間でLNG売買契約を締結した。JERAは同契約に基づき、主にマレーシア国内で生産されるLNGを2028年から20年間にわたり、年間最大約200万トン購入する。2026年6月10日発表した。

JERAは「エネルギーの安定供給に不可欠なエネルギー源として、世界的に天然ガスに対する再評価が進む中、昨今の中東情勢の緊迫化をはじめとする地政学リスクの高まりを背景に、エネルギー安全保障の観点からLNGの安定的な確保が一層重要となっている。また、国内では、石油火力の老朽化や再生可能エネルギー導入量の増加などによりLNG需要の季節間格差が拡大しており、その供給の柔軟性を確保する必要性が高まっている。今回の契約により、国内への安定的なエネルギー供給を確保するとともに、LNG需要の季節間格差への対応が可能となる」と説明している。