三井海洋開発（MODEC）と東洋エンジニアリング（TOYO）の合弁会社であるOffshore Frontier Solutions Pte.Ltd.（OFS社）は、三井海洋開発より、Shell Brasil Petróleo Ltda社（シェル）向けブラジル沖合Gato do MatoのFPSO（浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備）のEPCI業務を受注した。東洋エンジニアリングが2025年４月21日発表した。
同プロジェクトでは、OFS社が25年のオペレーションにも対応できる新進のFPSOの設計から機器購入、建造をMODECより請負う。同FPSOは、日量12万バレルの原油生産能力を持ち、完工後はブラジル・リオデジャネイロの南方の沖合約200km、水深約2,000mの海上に係留される。
OFS社の三井海洋開発からのFPSO受注は３件目となった。
◇受注概要
【 客先 】三井海洋開発（MODEC）
【 受注者 】Offshore Frontier Solutions Pte.Ltd (OFS社)
【 係留地 】ブラジル沖合約200km
【対象設備】FPSO（浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備）
【設備概要】石油生産設備（日量12万バレル）
【役務内容】設計から機器購入、建造、据付までの一括工事
【引き渡し予定】2029年