シンガポール航空とエア インディアは、コードシェア協定を大幅に拡大することで合意した。11のインド国内都市と40の国外都市をネットワークに追加する。2024年10月23日発表した。
10月27日(日)より、シンガポール航空とエア インディアは、ベンガルールおよびチェンナイとシンガポール間の路線でコードシェアを開始し、両国間のコードシェア便の定期便数を週14便から56便に増便する。
シンガポール航空は、エア インディアの国内線であるデリーとアムリトサル、ベンガルール、コインバトール、ラクナウ、バラナシをそれぞれ結ぶ路線、およびムンバイとアーメダバード、アムリトサル、ベンガルール、コインバトール、ゴア、ジャイプール、コルカタ、ラクナウ、ティルヴァナンタプラムを結ぶ路線、さらにコルカタとグワーハーティーを結ぶ路線でコードシェアを実施する。
エア インディアの利用者は、シンガポール航空のネットワークを通じて29都市に渡航が可能となる。具体的には、日本の東京(羽田・成田)、大阪、名古屋、福岡、豪州のアデレード、ブリスベン、ケアンズ、ダーウィン、メルボルン、パース、シドニー、ブルネイのバンダル・スリ・ブガワン、カンボジアのプノンペンとシェムリアップ、インドネシアのデンパサール、ジャカルタ、メダン、スラバヤ、韓国のソウルとプサン、マレーシアのクアラルンプールとペナン、ニュージーランドのオークランド、フィリピンのマニラとセブ、ベトナムのダナン、ハノイ、ホーチミンシティ。なお、クアラルンプールは既にコードシェア便を実施している。
また、シンガポール航空の利用者は、ベンガルール、デリー、ムンバイからエア インディアの国際線に乗り継ぎ、欧州、中東、アフリカの12都市への渡航が可能となる。対象都市は、デンマークのコペンハーゲン、フランスのパリ、ドイツのフランクフルト、イタリアのミラノ、ケニアのナイロビ、オランダのアムステルダム、サウジアラビアのジェッダとリヤド、スリランカのコロンボ、英国のバーミンガム、ロンドン(ガトウィック・ヒースロー)。
両社は今後も、コードシェア提携の対象路線を順次拡大していく予定という。