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シンガポール航空、スウェーデン社温度調整コンテナ導入、医薬品輸送能力強化

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シンガポール航空は2021年8月26日、スウェーデンEnvirotainer AB社が開発した温度調整コンテナ「Releye® RLP」を日本路線を含む全路線に導入すると発表した。

「Releye® RLP」は充電式バッテリーで作動し、1回の充電で貨物が必要とする状態を170時間以上維持できる。また、コンテナに搭載されたライブモニタリングシステムにより、顧客は貨物の場所、温度、湿度をはじめとする詳細情報や、コンテナの充電残量などを追跡・監視できるという。

シンガポール航空は、迅速な輸送や徹底した温度管理が求められる医薬品の輸送能力、特に世界の主要なトレードレーンにおける輸送能力を強化する。

シンガポール航空は2020年11月に温度管理に関して医薬品業界で用いられる適正物流規範GDPガイドラインに基づいた品質管理や社員教育が継続的に実施されていることを評価するEnvirotainer AB社のQEP認定(Qualified Envirotainer Provider Training and Quality Program)を取得している。

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