シンガポール航空グループの格安航空会社（LCC）スクートの初のエンブラエルE190–E2型機が2024年４月15日、シンガポール・チャンギ国際空港に到着した。
同機は、スクートが新たに導入する９機のE190-E2型機のうちの最初の１機で“Explorer3.0”と名付けられた。４月11日にブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスにあるエンブラエルの製造施設で引き渡し式が行われ、翌12日にブラジルを出発、数回の給油を経て15日午後にシンガポールに到着し、放水によるウォーター・サルートで迎えられた。
２機目は４月末までにシンガポールに到着予定で、残り７機も2025年末までに順次納入される予定という。
スクートのLeslie Thng CEOは「スクートにとって新たな章の始まりであり、全スタッフの努力の賜物である。また、シンガポール民間航空庁（CAAS）、チャンギ・エアポート・グループ（CAG）、エンブラエル、SIAエンジニアリング・カンパニー（SIAEC）など、E190-E2型機の就航準備のためにこの１年間緊密に協力をいただいたパートナーに感謝する」とコメントした。