医療・健康 総合

AIメディカルサービス、NUHS CIH内にシンガポールオフィスを移転

投稿日:

内視鏡の画像診断支援AIを研究開発するAIメディカルサービス(東京都豊島区)は2023年1月1日、シンガポール国立大学保健機構(NUHS)のヘルスケア・イノベーション・センター(Center for Innovation in Healthcare: CIH)内に、シンガポールオフィスを移転した。シンガポール国立大学病院(National University Hospital: NUH)との共同研究体制を強化し、シンガポールをハブとしたアジア地域の事業展開を本格化する。

AIメディカルサービスは2022年7月にシンガポール法人を設立。2021年4月にはNUHと共同研究契約を締結し、内視鏡AIの研究を進めてきた。CIH内のイノベーション・ショールームに研究開発中の内視鏡AIシステムを展示予定で、アジア地域の医療関係者に内視鏡AIを実際に体験できる機会を提供し、内視鏡AIの認知と理解の拡大を目指す。

イノベーション・ショールーム

AIメディカルサービスの担当者はシンガポール新聞の取材に対し「(NUHとの連携強化の例として)NUHの胃がんハイリスク患者に対する研究の準備を進めている」と答えた。

◇AI Medical Service Asia Pte.Ltd.
【設立日】2022年7月8日
【所在地】378 Alexandra Rd, Block 29 Level 1 CIH Co-Working Space, Singapore 159964
【社員数】3人

-医療・健康, 総合

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.