シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)とシンガポール航空(SIA)は2019年4月23日、UOB銀行口座への貯蓄と支出に基づきSIAのマイレージプログラム「KrisFlyer」のマイルを付与する航空業界初の共同ブランドクレジットカードを発表した。
会員は、食事やオンライン食事デリバリー、オンラインショッピングや公共交通機関などの日常の支出で1シンガポールドル(約83円)あたり3マイルを獲得できたり、毎月給与を入金すると1シンガポールドルあたり6マイルが付与されるなど、マイルをスピーディーに貯めることができるという。
また、名古屋など7路線で割引運賃の適用を受けられる。
UOBの分析によると、UOBカード会員の最大の支出カテゴリーは「旅行」で、2016~18年では全体の15%を占めた。UOBのJacquelyn Tan氏は「UOBカード会員は、SIAグループとの提携を望んでいた」と話している。