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在マレーシア日本国大使館、髙橋大使が着任、「東方政策40周年をサポート」

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新しい在マレーシア日本国大使として、髙橋克彦大使が2021年12月6日着任した。

髙橋大使は同大使館ホームページに「日本とマレーシアが外交関係を樹立して65周年、またマレーシア政府が東方政策を開始して40年という節目の年である2022年を控えるこのタイミングで、日本大使として勤務をすることとなり、身の引き締まる思い」と着任の心境を記し、「戦略的パートナーである日本とマレーシアの関係は、順調に発展してきている。現在、約1,500社を数える日系企業が積極的に投資し、緊密な経済関係が構築されている。また、外交・安全保障・文化・教育といった様々な分野でも包括的に発展してきている。良好な二国間関係の基盤はマレーシアの東方政策にある。これまでに2万6千人のマレーシア人が東方政策の下で日本へ留学、あるいは日本で研修を受け、マレーシアに帰国した後、両国の架け橋として相互理解と友好促進に大きく貢献している。東方政策が40周年を迎える来年には、一年を通じて様々な記念行事が行われる予定であり、大使館としても、全館体制でサポートしていく」と抱負を記した。

髙橋克彦(たかはし・かつひこ)氏
1963年6月生まれ、岩手県出身。87年4月外務省入省。2007年3月中東アフリカ局中東第二課長、09年7月在イラク日本大使館参事官、12年1月国際連合日本政府代表部公使、14年8月在サウジアラビア日本大使館公使、17年9月大臣官房審議官兼中東アフリカ局・中東アフリカ部・領事局・国際情報統括官付、19年7月中東アフリカ局長などを経て、21年12月在マレーシア大使。

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