シンガポール保健省(MOH)は2020年8月15日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者81人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例16件(ワークパス2人、ワークパーミット1人、扶養家族パス(DP)3人、特別パス10人)、国内コミュニティ感染症例3件(シンガポール国民2人、ワークパス1人)、外国人労働者寮居住者62人。
輸入症例のうち6人は、南アフリカ、インド、バングラデシュ、フィリピンからの到着者で、いずれもシンガポール到着後14日間のステイホーム通知(SHN)が発行され、SHN期間中にテストを受けた。残りの10人は船員という。
既に、寮に居住するすべての労働者のテストを完了しており、現在、約2万700人が検疫期間中という。
MOHは、新たに確認された症例の感染経路を100%特定している。
既に51,521人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の83人の容態は大半が安定しているか改善している。集中治療室はゼロ。COVID-19に感染しているものの状態が良好である4,030人は地域隔離施設にいる。