JFEエンジニアリングは、100%子会社のJFEプロジェクトワン(JPO)と共同で、三井化学の100%子会社MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTDより、シンガポール・ジュロン島内における高機能エラストマー「タフマー®」プラント新設工事の設計・調達・建設(EPC)を受注した。同プラントの製造能力は年間12万トンで、2024年度中の完工を予定する。契約調印は2022年11月7日。受注金額は非公表。2023年1月17日発表した。
JFEエンジニアリングとJPOは、シンガポールを中心に東南アジア地域における化学プラントのEPC実績を持ち、特にJPOは三井化学向けの「タフマー®」プラントをはじめ、シンガポールにおける三井化学向けの多くのプラント建設に携わってきた。
「実績や価格競争力に加え、JFEエンジニアリングの経営資源とJPOの技術力を融合させたプロジェクト遂行能力が高く評価され、本工事の受注に至った」という。
工事概要は下記の通り。
【 発注者 】MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD
【 案件名 】タフマー®︎プラント新設工事
【 納期 】2024年度中 完工
【工事内容】設計・調達・建設(EPC)
【製造能力】年間12万トン
【契約内容】ランプサム(一括請負)契約
【施工場所】シンガポール・ジュロン島内