韓国・化粧品大手Amorepacificは2019年5月16日、シンガポールを拠点に東南アジア地域で電子商取引(Eコマース)事業を展開するLazada Groupと戦略的パートナーシップを強化するため覚書(MOU)を締結したと発表した。
MOU締結により、両社は新しいブランドを立ち上げ、オンラインとオフラインのチャネルを組み合わせた新しい小売ビジネスの試みや、革新的なデータマーケティングなど、さまざまな共同プロジェクトが可能になるという。
覚書締結イベントは、AmorepacificのAhn Sehong社長とLazadaのPierre Poignant CEOら両社主要幹部が出席して、ソウルのAmorepacificグローバル本社で開催された。
LazadaのPierre Poignant CEOは、「美しさは、Lazadaのこの地域でのトップクラスの製品カテゴリの1つだ。デジタルの専門知識とAmorepacificの製品を組み合わせて、お客様に最高のショッピング体験を提供していく」と述べた。
Amorepacificは、既にLazadaのデジタルプラットフォームを通じて、シンガポール、タイ、ベトナムを含むASEANの主要市場で、LANEIGE、Mamonde、innisfree、ETUDE HOUSEなどの主要ブランドを販売している。